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町の歴史

天正１１年(1583)真田幸村(信繁)の父真田昌幸は、上田城を築いたあと、城下町作りを始めた。真田氏とゆかりの深い海野郷(現東御市本海野)の鍛治屋敷から鍛冶職人を移住させて鍛冶職人の町となったが、その後真田信之が上田の城下町を整備するに従い鍛冶町とした。又、野鍛冶や刀鍛冶を業とする町であり「とぎ屋」の屋号で刀鍛冶を営んでいた一族もあるという。本来、この地は房山村の地籍である。

かつて、上田温泉電鉄北東線があった頃は海野町・原町等の上田町(上田市)の繁華街に通じる町としておおいに繫栄し、その当時の建物として花岡商事も残っている。現在は、少子高齢化にともない、小規模自治会となっている。