大星神社社叢
2024.2.14 | 新田
| 種別 | 市指定 史跡・名勝・天然記念物 天然記念物 |
| 指定 | 昭和44年5月9日 |
| 所在地 | 上田2480 |

大星神社は、太郎山の南側に広がる緩い傾斜地の中ほどにあり、境内は南北に長い長方形で、広さは14,400平方メートルあります。境内全域に30余種の古木や幼木が林立し、遠くから眺めても、「あれが大星神社の森だ。」と目ざとく見つけることができる大きな社叢です。
参道の両側に目通り幹囲150cm以上の太いケヤキの並木が続き、大星神社特有の厳かさを保っています。いちばん太いケヤキは、本殿西側の木で幹囲425cmあります。社叢の中にはいろいろな幼木や下草がよく茂り、この辺一帯の植物の種類や育ち方を知る上での貴重な場所となっています。
本殿と拝殿の中ほどに、「接ぎ木」や「寄せ木」をしたのではないのに、一本のカエデの木に写真のような二様の葉が付く珍しい木があります。葉の形から「フタガタカエデ」とか、「カワリモミジ」と呼ばれています。

樹高約7.00m、目通り幹囲0.65m
(平成7.9.4撮影)
お宮周辺が宅地化され市街化されていく中で、ここは貴重な社叢となっています。
※上田市デジタルアーカイブポータルサイトより転載